カンボジアでは、首都のプノンペンでキリングフィールドや動物園に行って、シェムリアップでは念願のアンコールワットを観てきました!
カンボジアには9日間滞在していたのですが、カウチサーフィンでホストが見つかったので、全て現地の人の家に泊まりました。宿代ゼロ。
遺跡の入場料(アンコールワット1日券20ドル)やアプサラダンス付きディナーを12ドルで食べたりしたので、この分で出費がかさんでます。
シェムリアップでは大学生の家に泊まらせてもらったんですが、彼は学費を払えなくて一旦大学を辞めて、再スタートしています。ボランティアで毎日3時間、払う余裕のない子供たちに英語を教えています。彼自身は英語を独学で取得。彼自身もお金に余裕がないのに、ボランティアで教える。カンボジアでは、国民全員が助け合っている、という印象を強く受けました。
プノンペンではポルポトの虐殺地を見たりしたので、全体的に”重い”旅になりましたが、カンボジア料理は味はもちろん見た目も美しいし、辛くない。伝統踊りアプサラダンスも素晴らしかった。インド、カンボジア、タイの順に文化が影響していったそうなので、カンボジア文化の深さを垣間見た旅でもありました。
なので、楽しかった、というよりは、考えさせられる旅でした。あと、アンコールワット遺跡周辺の敷地の広さにはほんと驚いた。ちょっと期待しすぎたせいもあり、感動とまではいかず。ただ、遺跡好きにはたまらないスポットでしょう。確実に。歴史を事前に把握しておくと、さらに楽しめますね!ラピュタのモデルの一つ、ということで有名なベンメリア遺跡にも行ったのですが、ここは崩壊具合がすごかった。ほとんど崩れた状態で、発掘されたまま、という印象。割り込んできた現地人ガイドが、日本語で「ラピュタっぽいね」と言ったのには、驚いたというか冷めたというか…。よっぽど日本人が連呼してるんでしょう。
シェムリアップで泊めてもらった子が、家族のために将来日本へ出稼ぎしに行きたいそうで、がっつり「サポートしてね!」とお願いされたので、これは期待に答えなくては…
お金もすごく大事だけど、助け合う気持ちはもっと大事、ということを学んだカンボジア。
あ、あと最後に付け加えると、カンボジア人はビールが大好き。値段が安いのもあるけど、昼に6缶飲まされたのには驚いた。文化に浸りたくて、お酒に弱い方は注意。