人生エコ化プロジェクト

買い物リテラシーアプリ「Buycott」が米国で20万ダウンロード突破

 

Ziteで農業系ニュースを眺めていたら、気になる記事があったので、そこから共有します。

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買い物リテラシーアプリ「Buycott
LAを拠点に活動する26歳のフリーランス、Ivan Pardoが開発したアプリで、製品のバーコードを読み取ると、それに関連する企業を家系図のように表示してくれます。Android版アプリがリリースされると、1日で20万ダウンロードを突破し、Google Playではトップ10にランクインするほどまでになっています。

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自分が買おうとしている製品の背後にどんな企業が関わっていて、それぞれがどんな理念を持っているのかが一目でわかります。例えば食品では、遺伝子組み換え作物を扱う企業「モンサント」が関わっているのか、という点を買い物をしているときにチェックできます。

他にも、ユーザー参加型のキャンペーン機能があり、自分自身が疑問に思っていることや訴えたいことを、署名活動のような形でキャンペーンを追加することができます。現在一番ユーザーが集まっているキャンペーン「Demand GMO Labeling」(遺伝子組み換え表記を!)には、4万人を超えるユーザが参加しており、それに関連する(=ユーザーが反対する)企業が30社以上リストアップされています。他にも動物保護法や教育、同性愛者や女性の権利など、20種類近いカテゴリがあり、キャンペーンの数は100を超えています。

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キャンペーンのTOPページ

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「Demand GMO Labeling」キャンペーン

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キャンペーンのターゲット企業

こうしたキャンペーンの中から自分の興味のあるものを見つけ、参加することで、買い物時のバーコード読み取りでの判断材料が増えていきます。まだまだデータベースが少ないらしく、バーコード読み取り時にエラー表示になることも。これについては、ユーザーが自分自身で企業データを追加していくことが可能なので、解消していけるとのこと。

現在はアクセスにサーバーが耐えきれず、Android版は一旦閉鎖し(Coming Soon表記)、iOS版のみダウンロード可能となっています。(日本のアプリ市場からはダウンロードできません)

* * *

いやー、これはものすごく使えそうなアプリです。ぜひ日本版が欲しい。これからTPPがどうなっていくのかわかりませんが、もし米国から遺伝子組み換え作物が輸入されたとしたら、そういった食品はできれば買いたくないので、買い物する時にそれがすぐ確認できれば助かります。他にも食品だけに限らず、例えば服で商品名に「オーガニック○○」と書いてあっても、それが本当にそうなのか、消費者は確かめられないこともあります。そういう時に、このアプリはめちゃくちゃ活躍しますね。

まだローンチされたばかりのアプリなので、これからの成長に期待です。PCサイトでは、Facebookログインかアカウント登録を要求されますが、キャンペーンや説明ページは登録なしでも見れますので、興味のある人はチェックしてみてください。

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参考リンク
Rid your shopping basket of unethical products with Buycott app > wired.co.uk
New App Lets You Boycott Koch Brothers, Monsanto And More By Scanning Your Shopping Cart > Forbes
App of the Week: Buycott > abc news

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